いつからあるの?みんなが知らない日本の誕生日の歴史

こどもの誕生日会
贈る相手は?

日本では、誕生日には家族や恋人・友達など親しい人といっしょに過ごし、ごちそうや誕生日ケーキを食べたりプレゼントを贈ったりするのが定番ですね。
でも、みなさんはそんな日本の誕生日文化がいつからどのように始まったのか知っていますか?
今回は、友達に話したくなるような誕生日にまつわるおもしろい豆知識をご紹介します。

目次🎁

驚き!昔は、新年が明けると皆一斉に1歳年をとっていた!
日本で初めて誕生日を祝ったのは誰?日本に“個人の誕生日”が根付くまで
古くから続く日本の誕生日にまつわる伝統行事2つ
└奈良時代にも誕生日にまつわる行事、「元服(げんぷく)」「裳着(もぎ)」が
└七五三には、実は意外な起源があった!

驚き!昔は、新年が明けると皆一斉に1歳年をとっていた!

初詣

今でこそ、プライベートな場面でも公的な場面でも生年月日が確認されたり話題になったりしますが、実は、日本では長い間、個人の誕生日は重要視されていなかったといわれています。

というのも、昔は全員が1月1日に一斉に歳をとっていたから。
日本には「数え歳」という歳の数え方がありますよね。
みなさんも「実際にはまだ誕生日を迎えていないけど、今年●歳です」というような言い方をしたことがあると思います。
この数え方は、新年が明けると全員が一斉に歳をとるからこそできたものなのです。

日本で初めて誕生日を祝ったのは誰?日本に“個人の誕生日”が根付くまで

2歳の誕生日を迎える男の子

このような状況だったため、日本では長らく個人の誕生日を祝う習慣はほとんどありませんでした

現在のように日本で個人の誕生日が祝われるようになったのは、かなり最近のこと。
昭和24年に「年齢のとなえ方に関する法律」というものが制定され、数え年ではなく満年齢での数え方が一般的になりました。
それにともなって個人の出生した日を祝う習慣ができたといわれています。

しかし、“誕生日”という概念自体は、かなり昔からあったようです。
安土桃山時代、日本に伝来したヨーロッパ文化の影響を受けた織田信長は、自身の誕生日を祝ったといわれています。
とはいえ、この時代、庶民は生年月日という概念はおろか、“日にち”という意識すら希薄だったよう。
そのため、昭和24年に法律が制定されるまで、個人の誕生日を祝う習慣は広まりませんでした。

なお、昭和24年に個人の誕生日を祝うという習慣が始まったものの、誕生日に年齢の数のローソクを立てたケーキが登場するのはもっと後のこと。
誕生日ケーキの文化が普及したのは、第二次世界大戦、GHQの指揮下にあった時代です。

古くから続く日本の誕生日にまつわる伝統行事2つ

七五三には、実は意外な起源があった!

七五三を迎えた女の子

日本には、3歳・5歳・7歳になった年の11月15日(もしくはその周辺の日)に、神社にお参りにいく「七五三」という行事がありますよね。
実は七五三の歴史はとても長く、室町時代から続いているといわれています。
当時は医療が発達しておらず、栄養も十分ではなかったため、子どもの死亡率は非常に高く、乳幼児のうちに亡くなる子も少なくありませんでした。

そこで、3歳・5歳・7歳の年齢まで無事に成長したことを感謝するとともに、これからの子どもの健康を願って、神社にお参りする習慣ができたのです。

奈良時代にも誕生日にまつわる行事、「元服(げんぷく)」「裳着(もぎ)」が

さらに歴史はさかのぼり、奈良時代にも、「元服」「裳着」という誕生日にまつわる行事があったといわれています。
これらは、数え歳が12歳~16歳で執り行う成人の儀のこと。
今でいうところの成人式に当たります。

今回は、日本の誕生日まつわる歴史や豆知識をご紹介しました。
日本における誕生日の起源や、誕生日に対する考え方、誕生日にまつわる行事は、欧米のそれとは大きくちがう日本特有のものです。
欧米圏の誕生日の歴史や起源を知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。

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